著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

引縄批根【いんじょうへいこん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
引縄批根

【読み方】
いんじょうへいこん

【意味】
力を合わせて、他人を根こそぎ排斥すること。また、はじめすりより後に手のひらを返した者たちに、報復してうらみをはらすこと。

【典拠・出典】
史記』「灌夫伝」

【類義語】
・引縄排根(いんじょうはいこん)

引縄批根(いんじょうへいこん)の使い方

ともこ
あー。誰かが私の作品を壊した。自信作だったのに。引縄批根してやるー。
健太
引縄批根だなんて穏やかじゃないね。本当に誰かの仕業なの?
ともこ
体育館に行く前は壊れていなかったのよ。
健太
ああ。カーテンじゃないかな。強風が吹いていたからカーテンで倒れたんだよ。ほら。間違いない。

引縄批根(いんじょうへいこん)の例文

  1. 浮気した夫に、裁判で引縄批根しようと息巻いています。
  2. この会社を裏切って独立した社員には、徹底的に営業妨害して、引縄批根します。
  3. 部屋に侵入した蚊を家族総出で引縄批根しました。
  4. 反対派の人達を賛成派が結託して引縄批根し、会社から排斥しました。
  5. 私を裏切ったら、容赦なく引縄批根します。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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