【四字熟語】
円顱方趾
【読み方】
えんろほうし
【意味】
人間のこと。
【語源・由来】
「円頭」は、頭が丸いこと。「方足」は、足が四角いこと。古代中国では、人間の丸い頭は天をかたどり、四角い足は地をかたどってできたものとされ、したがって人間は天地の法則に則ってできた存在とされた。
【典拠・出典】
『淮南子』精神
【類義語】
・円首方足(えんしゅほうそく)
・円頭方足(えんとうほうそく)
・方趾円顱(ほうしえんろ)
円顱方趾(えんろほうし)の使い方
なかなかうまく人物を描くことが出来ないよ。
円顱方趾、人の頭は天のように丸く、人の足は地のように四角いと言われているわ。天と地をイメージして、丸と四角で描いてみてはどうかしら?
なつほどね。・・・こういう風に描けばいいのか。どう?これ、ともこちゃんだよ。
私はこんなに丸々と太っていないわよ!
円顱方趾(えんろほうし)の例文
- 円顱方趾、人は、その昔、天と地を真似して作られたそうです。
- 円顱方趾、天と地をかたどって創られた人間は、もっと天と地を大事にするべきだと思います。
- 円顱方趾、天と地を基にして人間が創られたそうですが、そもそも宇宙はどうやって生まれたのか不思議です。
- 円顱方趾、人と天地は似ているのならば、地震は地の怒りでしょうか。
- 円顱方趾、人の頭が天に似ているように、だれの頭も無限の可能性を秘めているのだから学ぶことは大切です。