著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

諤諤之臣【がくがくのしん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
諤諤之臣

【読み方】
がくがくのしん

【意味】
正しいと思うことを直言する人のこと。

【典拠・出典】
史記』「商君伝」

【類義語】
折檻諫言(せっかんかんげん)

諤諤之臣(がくがくのしん)の使い方

ともこ
健太くん。泣きそうな顔をしてどうしたの?
健太
父さんは、諤諤之臣として今まで会社に評価されていたのに、社長が変わってからは、鬱陶しがられて左遷されることになったんだ。
ともこ
ええっ。遠くに引っ越してしまうの?
健太
うん。父さんだけ単身赴任するんだ。早く本社に戻ってこられると良いなあ。

諤諤之臣(がくがくのしん)の例文

  1. 彼は、問題点を物怖じせずに、的確に指摘してくれる諤諤之臣です。
  2. 私に意見してくれる諤諤之臣は彼以外にはいないので、大事にしなくてはいけません。
  3. 私は天才経営者なので、この会社には諤諤之臣はいらない。
  4. 彼には、信頼できる諤諤之臣がいなかったので、すぐにその座を奪われました。
  5. 諤諤之臣がいてくれたおかげで、会社の存亡の危機を回避することが出来ました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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