【四字熟語】
玩人喪徳
【読み方】
がんじんそうとく
【意味】
人を軽く見てあなどると、自分の徳を失うことになるということ。「人を玩べば、徳を喪う」とも読む。
【語源・由来】
「玩人」は人をもてあそびあなどること。
【典拠・出典】
『書経』旅獒
玩人喪徳(がんじんそうとく)の使い方
もうすぐ空手の試合が始まるわね。心の準備はどう?
余裕だよ。さっき対戦相手を見たら、ひょろっとしていて小さい子だったから、大したことないと思うよ。
玩人喪徳、人を見くびるような事を言うと、いずれ自分の信用も失うことになるわよ。
ごめんなさい。心してかかります。
玩人喪徳(がんじんそうとく)の例文
- 玩人喪徳、彼女はブランドや見た目で物事を判断する器の小さい女性です。
- 玩人喪徳、あの人は相手の服装で態度を変えるから、皆から嫌われています。
- 玩人喪徳、自分の部下を軽んじて、暴言、暴力をふるい、彼女は議員としての地位を失いました。
- 玩人喪徳、彼は、プライドが高く人を見下したところがあるので、大事なことを見失いがちです。
- 玩人喪徳、徳の高い人は、人を見くびったりなんかしないものですよ。