著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

玩人喪徳【がんじんそうとく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
玩人喪徳

【読み方】
がんじんそうとく

【意味】
人を軽く見てあなどると、自分の徳を失うことになるということ。「人を玩べば、徳を喪う」とも読む。

【語源・由来】
「玩人」は人をもてあそびあなどること。

【典拠・出典】
書経』旅獒

玩人喪徳(がんじんそうとく)の使い方

ともこ
もうすぐ空手の試合が始まるわね。心の準備はどう?
健太
余裕だよ。さっき対戦相手を見たら、ひょろっとしていて小さい子だったから、大したことないと思うよ。
ともこ
玩人喪徳、人を見くびるような事を言うと、いずれ自分の信用も失うことになるわよ。
健太
ごめんなさい。心してかかります。

玩人喪徳(がんじんそうとく)の例文

  1. 玩人喪徳、彼女はブランドや見た目で物事を判断する器の小さい女性です。
  2. 玩人喪徳、あの人は相手の服装で態度を変えるから、皆から嫌われています。
  3. 玩人喪徳、自分の部下を軽んじて、暴言、暴力をふるい、彼女は議員としての地位を失いました。
  4. 玩人喪徳、彼は、プライドが高く人を見下したところがあるので、大事なことを見失いがちです。
  5. 玩人喪徳、徳の高い人は、人を見くびったりなんかしないものですよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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