【四字熟語】
汗馬之労
【読み方】
かんばのろう
【意味】
物事を成功させるためにあれこれ奔走する労苦のたとえ。
【語源・由来】
「汗馬」は、馬に汗をかかせることで、戦功を得るために戦場を駆けめぐること。また、それによって得た戦功のこと。
【典拠・出典】
『韓非子』「五蠹」
【類義語】
・汗馬之功(かんばのこう)
汗馬之労(かんばのろう)の使い方
ともこちゃん。今年の文化祭は、大成功だったね。みんな過去最高だったんじゃないかって言っていたよ。
ええ。汗馬之労が報われて良かったわ。
生徒と先生の間に立って、毎日、走り回っていたもんね。
本当に大変だったのよ。生徒は好き勝手なことを言うし、先生は、だめだだめだばかりだし、もう、汗どころか涙を流しそうだったわ。
汗馬之労(かんばのろう)の例文
- 彼の汗馬之労のおかげで、会社の倒産危機を回避することが出来ました。
- 彼は、みんなの意見を取りまとめるために、汗馬之労をとりました。
- 彼は、みんなの幸せのために汗馬之労を厭わない覚悟でした。
- 恩師のためになるならばと、自分から汗馬之労を買って出ました。
- ともこちゃんの汗馬之労に、生徒一同、深く感謝しています。