【四字熟語】
虚静恬淡
「虚静恬澹」、「虚静恬憺」とも書く。
【読み方】
きょせいてんたん
【意味】
心静かでわだかまりがなく、さっぱりしているさま。もと道家の修養法の語。
【語源・由来】
「虚静」は心に先入観やわだかまりがなく、静かで落ち着いていること。「恬淡」は欲がなく心にわだかまりがないこと。
【典拠・出典】
『荘子』「天道」
【類義語】
・雲烟過眼(うんえんかがん)
・虚無恬淡(きょむてんたん)
・無欲恬淡(むよくてんたん)
虚静恬淡(きょせいてんたん)の使い方
ともこちゃんは、いつも虚静恬淡としていて子供っぽくないよね。
そうなの。学校の先生にも、もっと子供らしくはしゃいだら?って言われるの。
あまりにも虚静恬淡としている子供だから、逆に心配なんだろうね。
虚静恬淡も個性だから、心配する必要はないと思うの。
虚静恬淡(きょせいてんたん)の例文
- 彼は、虚静恬淡としていて、感情を爆発させる瞬間を見たことがありません。
- 健太くんは、虚静恬淡としていて、ともこちゃんとの仲の良さをからかわれても平然としています。
- 普段は虚静恬淡の彼も、クモだけは苦手らしく、出現すると大騒ぎをします。
- ともこちゃんは、虚静恬淡としているので、裁判官として人を公正に裁きます。
- 彼女は、虚静恬淡としているので、特定の仲良しグループに所属することはありません。