【四字熟語】
擒縦自在
【読み方】
きんしょうじざい
【意味】
自分の思うとおりに人を扱うこと。とらえることも放す事も思うがままに自由自在にあやつること。
【語源・由来】
「擒」は捕まえること。「縦」は逃がすこと。捕まえるのも逃がすのも思いのままという意味から。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・活殺自在(かっさつじざい)
擒縦自在(きんしょうじざい)の使い方
健太くん。このごみを捨ててきてちょうだい。
ええっ。今、忙しいから無理だよ。僕のことを擒縦自在にできると思わないでよね。
あら。そんなことを言ったらもう宿題を写させてあげないわよ。
うっ。今すぐごみ捨てに行ってまいります。
擒縦自在(きんしょうじざい)の例文
- 彼女の魅力には誰も逆らうことはできないので、彼女は、彼女の周りにいる人間を擒縦自在に使います。
- 偉くなった健太くんは、擒縦自在に人事を行い、嫌いな人間を遠くの支社に飛ばしました。
- 学園の陰の番長であるともこちゃんにとって、生徒はみんな擒縦自在です。
- ともこちゃんは、社員を擒縦自在にできる権力を持っているので、彼女の機嫌を取らないと出世できません。
- 先生は、擒縦自在にクラスの生徒の係決めを勝手に行ってしまいます。