阿諛便佞の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
阿諛便佞
【読み方】
あゆべんねい
【意味】
口先だけで調子のいいこと、うまいことを言っておもねりへつらうこと。他人の機嫌をとって気に入られようとすること。
人が喜ぶようなことばっかり言って、自分を好きにさせるんやな。
これは、「本音よりも表面上のことばかりを重視する人」を指してる言葉やで。
【語源・由来】
阿諛便佞の「阿諛」とはおもねりへつらうこと、機嫌を取ろうとすること。「便佞」は口先がうまく人にこびへつらうことを意味する。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・阿諛迎合(あゆげいごう)
・阿諛追従(あゆついしょう)
・内股膏薬(うちまたこうやく)
・二股膏薬(ふたまたこうやく)
・巧言令色(こうげんれいしょく)
・市気匠気(しきしょうき)
・八方美人(はっぽうびじん)
【対義語】
・直言極諫(ちょくげんきょっかん)
【英語訳】
apple polisher
yes-man
butter someone up
彼はいつでも(私に)阿諛便佞を使う。
He is aways an apple polisher.
He always butters me up.
阿諛便佞(あゆべんねい)の解説
「阿諛便佞」っていうのは、うまいことを言って人の気を引こうとしたり、お世辞を言って気に入られようとすることを表すんだよ。ちょっとねっとりした感じがするかもね。
「阿諛」っていうのは、他人の気を引くために、おべんちゃらを言ったり、人にへつらうことを指すんだ。「便佞」は、言葉巧みに人にこびることを指すよ。
つまり、「阿諛便佞」っていうのは、人にへつらっておもねるような行動や、口先だけで人を喜ばせるようなことを表す言葉なんだよ。でも、本当の友達はこんなやり方で作らないんだよね。大切なのは、素直な気持ちを伝えて、心からの友情を築くことだよ。
阿諛便佞(あゆべんねい)の使い方
阿諛便佞(あゆべんねい)の例文
- ぜんぜん仕事のできない彼があそこまで出世できたのは、全て彼の上司に対する阿諛便佞のおかげである。
- 私は自分の思ったことははっきりと言う、阿諛便佞をする人は大嫌いだ。
- 阿諛便佞をしてまで人に気に入られたいと思ったことがない。
- 私の友達はいつも女の子に阿諛便佞を使う、興味のない子にまでそんな調子で、見ていると腹がたつ。
- 阿諛便佞もタイミングと使い方次第でとても効果的である。
それはつまり、他人の機嫌をとって好意を得るために、彼らが聞きたいことを言うということなんだ。