【四字熟語】
群軽折軸
【読み方】
ぐんけいせつじく
【意味】
微細なものでも数多く集まれば大きなものになるたとえ。
【語源・由来】
「群」は多いことや多くの人、「軸」は車の軸のことで、きわめて軽いものでも多く積めば重くなって、それを載せた車の軸が折れてしまう意から。「群軽軸を折る」とも訓読する。
【典拠・出典】
『戦国策』「魏策」
【類義語】
・積羽沈舟(せきうちんしゅう)
・積水成淵(せきすいせいえん)
・積土成山(せきどせいざん)
・叢軽折軸(そうけいせつじく)
群軽折軸(ぐんけいせつじく)の使い方
健太くん。側溝に車のタイヤがはまって困っている人がいるわ。助けてあげましょうよ。
僕たちの力じゃ無理だよ。
群軽折軸、たくさんの人を呼んで来れば持ち上げることが出来るはずよ。
なるほど。じゃあ、大通りまで行って助けを呼んでくるよ。
群軽折軸(ぐんけいせつじく)の例文
- 群軽折軸、力を合わせれば不可能なことなど何もない!
- 群軽折軸、蟻の大群が大きなコガネムシと戦って勝利しました。
- 群軽折軸、一人で探していたら何日かかるか分からないけれども、大勢で探せばすぐだよ。
- 群軽折軸、一人の意見だと無視されるけれども、たくさんの署名を集めれば役所は無視できないよ。
- 群軽折軸、みんなの力のおかげで、お祭りは無事成功しました。