【四字熟語】
繋風捕影
「係風捕影」とも書く。
【読み方】
けいふうほえい
【意味】
雲をつかむようなとりとめなくあてにならないたとえ。風をつなぎとめ、影をつかまえる意で、とてもできないことをいう。
【語源・由来】
「風を繋ぎ影を捕らう」とも読む。
【典拠・出典】
『漢書』「郊祀伝」
【類義語】
・繋影捕風(けいえいほふう)
・捕風捉影(ほふうそくえい)
繋風捕影(けいふうほえい)の使い方
誰か、僕に100万円貸してくれたら1000万円にして返すのになあ。
またそんな繋風捕影なことを言って。みんなに信用してもらえなくなるわよ。
僕の頭の中では、簡単に1000万円になるんだけどなあ・・・。
頭の中ではね!実際にやろうと思ったら大変だし、失敗すると思うわよ、
繋風捕影(けいふうほえい)の例文
- 政治家の言う事は、繋風捕影で信用できないです。
- 彼は、理想を語るだけで実現への努力をしないから、彼の言う事は繋風捕影なんですよね。
- 原発ゼロ、消費税ゼロを公約にしているが、実現不可能、繋風捕影です。
- 健太くんの考えた案は、机上の空論、繋風捕影なので却下しました。
- コロンブスの繋風捕影のような話を信じて、航海の資金援助をしたスペイン王女は勇気があると思います。