「玉石混淆」の意味とは?(出典・類義語)
【四字熟語】
玉石混淆
【読み方】
ぎょくせきこんこう
【意味】
価値のあるものとないもの、また優れたものと劣ったものが、区別されずに入り交じっていること。


【典拠・出典】
『抱朴子』「外篇・尚博」
【類義語】
・牛驥同皁(ぎゅうきどうそう)
・玉石雑糅(ぎょくせきざつじゅう)
・玉石同架(ぎょくせきどうか)
・玉石同匱(ぎょくせきどうき)
※「玉石同匱」は優れたものと劣ったものを同じように扱うこと。「玉石混淆」は、質の異なるものが入り交じっている状態を表す。
【英語訳】
a mixture of good and bad (things)(よいものと悪いものが混じった状態)
a mixture of wheat and chaff(価値あるものとそうでないものの混在)
英語例文
古本市の商品は玉石混淆だった。
The books at the secondhand book fair were a mixture of good and bad.
玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の故事
【故事】
中国・晋の時代の思想家、葛洪(かっこう)が『抱朴子』「尚博」で、深い内容を持つ文章が軽んじられ、表面的に華やかな文章が高く評価される風潮を批判した。その中に「真偽顛倒、玉石混淆」という表現があり、価値あるものとそうでないものが区別されずに混じり合うことをたとえている。
「玉石混淆」は、中国・晋の時代の思想家、葛洪が『抱朴子』で使った表現なんだ。
葛洪は、奥深い内容の文章が軽く扱われ、見かけは華やかでも内容の浅い文章がもてはやされる風潮を嘆いていたんだ。価値の違うものが正しく見分けられていないと考えたんだよ。
そこで「真偽顛倒、玉石混淆」と表現したんだ。これは、本物と偽物の価値判断が逆になり、宝石と石が混じって区別できなくなるような状態をたとえた言葉。今では作品・商品・情報などの質に差があり、よいものとそうでないものが混ざっている場合に使うんだよ。
玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の使い方




玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の例文
- この地域には評価の高い宿も低い宿もあり、宿泊施設は玉石混淆だ。
- フリーマーケットには価値の高い骨董品も粗悪な品物もあり、まさに玉石混淆だった。
- 応募された短編小説は玉石混淆で、完成度に大きな差があった。
- 古道具市の売り場には、価値の高い器とありふれた器が玉石混淆で並んでいた。
- 通販サイトに掲載された商品には品質のよいものも粗悪なものもあり、玉石混淆だった。
- ネットオークションの出品物は玉石混淆で、保存状態や価値を確かめながら選ぶ必要がある。
- 応募されたデザイン案は玉石混淆だったため、審査員は一つずつ丁寧に見比べた。
- 展示会に集まった試作品は玉石混淆で、工夫を凝らした作品もあれば、まだ改善が必要な作品もあった。


















