【四字熟語】
鼠窃狗盗
【読み方】
そせつくとう
【意味】
こそどろのたとえ。
【語源・由来】
鼠や犬のようにこそこそ物を盗む意。「鼠窃」は鼠のようにこそこそ盗むこと。「狗盗」は犬の真似をして、家に入り込むこそどろ。
【典拠・出典】
『史記』「叔孫通伝」
鼠窃狗盗(そせつくとう)の使い方
昨日、僕の家に鼠窃狗盗が入ったんだよ。
ええっ。何か盗まれたの?鍵はかけていなかったの?
通帳とかお金は大丈夫だったんだけど、僕のパソコンだけ盗まれてしまったんだ。鍵は、うっかりかけ忘れてしまっていたんだ。
鍵をかけないと、鼠窃狗盗にようこそ我が家へって言っているようなものよ。
鼠窃狗盗(そせつくとう)の例文
- 有名な鼠窃狗盗五右衛門は、強欲なお金持ちからしか盗まず、盗んだお金は貧しい人たちに分け与えていました。
- 警察にムササビと呼ばれていた鼠窃狗盗は、ベランダをつたって高層階の部屋に忍び込んでいました。
- おばあちゃんの家から知らない人が出てきたので、問い詰めたら鼠窃狗盗でした。
- 鼠窃狗盗のようにこそこそしない!
- 現場の指紋から、他の窃盗事件の鼠窃狗盗と同一人物であることがわかりました。