【四字熟語】
随珠弾雀
【読み方】
ずいしゅだんじゃく
【意味】
使い方や使うものが適切ではないこと。または、利益が少なく損失が多いこと。
【語源・由来】
「随珠」は随侯が大蛇を助けたときに贈られたとされる伝説の宝玉で、その貴重な宝玉を雀(すずめ)を打ち落とすために弾として使うということから。
【典拠・出典】
『荘子』「譲王」
【類義語】
・随珠弾鵲(ずいしゅだんじゃく)
随珠弾雀(ずいしゅだんじゃく)の使い方
健太くん。文化祭のドーナッツ屋さんではもうけを出すことが出来たの?
随珠弾雀だったよ。あの日は暑くてあまり売れなかったんだ。
それは残念ね。売れ残った分はどうしたの?
みんなでドーナッツ食べ放題をやって楽しんだんだよ。損失が多かったけどあれは楽しかった。
随珠弾雀(ずいしゅだんじゃく)の例文
- お札で火をともすなんて、随珠弾雀です。
- 金の延べ棒でくぎを打つなんて、随珠弾雀、もったいないし使い方が違う。
- 出店する場所を間違えたようで、随珠弾雀、もう倒産しそうです。
- 今年は猛暑で来店客が少なく、しかも冷房代がかかったので随珠弾雀です。
- 文房具屋はもともと利益が少ないのに、万引きが多くて随珠弾雀、万引きは犯罪、ダメ、絶対に。