【四字熟語】
幸災楽禍
「災いを幸いとし禍いを楽しむ」とも読む。
【読み方】
こうさいらくか
【意味】
他人の不幸を喜ぶこと。
【語源・由来】
「幸災」は人の災難を幸福として喜ぶこと。「楽禍」は災いを招くことを楽しむこと。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「僖公一四年」,『春秋左氏伝』「荘公二十年」
【類義語】
・楽禍幸災(らくかこうさい)
幸災楽禍(こうさいらくか)の使い方
ともこちゃん。聞いてよ。僕の友達が彼女に振られたんだ。ざまあみろだよね。
幸災楽禍するなんてひどいわ。
人の不幸は蜜の味っていう名言があるじゃないか。
名言があるからって許されるものじゃありません。反省しなさい。
幸災楽禍(こうさいらくか)の例文
- 幸災楽禍、他人の不幸で今日も飯がうまい。
- 大学入試に落ちた兄を見て、笑って喜ぶなんて幸災楽禍していたら、あなたも同じ目にあうかもしれませんよ。
- 格好よくて頭もいいあいつが痛い目を見るなんて幸災楽禍だ。
- 人の不幸なうわさ話で幸災楽禍するなんて残酷ですね。
- インターネット上には、匿名性を悪用して幸災楽禍する奴らがたくさんいます。