著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

洪範九疇【こうはんきゅうちゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
洪範九疇

【読み方】
こうはんきゅうちゅう

【意味】
模範となる大切な政治道徳のこと。

【語源・由来】
「九疇」は殷の箕士が、周の武王に答えた、天下を治めるための九種の大法のこと。政治道徳の九原則の意味。

【典拠・出典】
書経』「洪範」

洪範九疇(こうはんきゅうちゅう)の使い方

健太
洪範九疇は普遍的なものって憲法に書いてあるけれども、なんだか最近の政治家は私利私欲で動いているよね。
ともこ
そうね。政治家が、国民の代表として遵守すべき洪範九疇が守られていないわよね。
健太
どうすれば政治家の意識が変わるのかな?
ともこ
とりあえず、あきらめずに選挙に行って、政治家に自分の意志を伝えることね。

洪範九疇(こうはんきゅうちゅう)の例文

  1. 洪範九疇が守られず廃れると、世の中が乱れます。
  2. 経済最優先の今の政治は、人の道から外れ、洪範九疇からも外れています。
  3. 洪範九疇が省みられなくなると、世も末ですね。
  4. 政治には、洪範九疇に従って、公平さが求められます。
  5. 「記憶にない」を繰り返し、身の潔白を証明しない総理は、洪範九疇を崩壊させました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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