【四字熟語】
敲氷求火
「氷を敲いて火を求む」とも読む。
【読み方】
こうひょうきゅうか
【意味】
方法を誤ったり見当違いのことをしても、目的は達せられないたとえ。見当違いの無理な望みを持つこと。
【語源・由来】
氷をたたいて火を起こそうとするという意味から。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ)
・煎水作氷(せんすいさくひょう)
敲氷求火(こうひょうきゅうか)の使い方
頑張っているのに成績が上がらないのは何でかなあ。
どんなに頑張っても敲氷求火では、成績は上がらないわ。勉強にもコツがあるのよ。
そうなの?勉強のコツを教えてよー。
コツを教える前に、いやいや勉強している姿勢を改めないと、コツを身につけることはできないわよ。
敲氷求火(こうひょうきゅうか)の例文
- トレーニングでうさぎ跳びをするなんて敲氷求火だし、下手をしたら膝を壊すことになりかねませんよ。
- ストレートにともこちゃんに気持ちを伝えても敲氷求火、交際を断られるのが落ちでしょうね。
- いつも0点の健太くんに勉強を教えてもらっても敲氷求火、ともこちゃんに頼みなよ。
- 下っ端の彼に頼んでも無理だし、敲氷求火、部長に頼まないと意味がない。
- 税収UPのために消費税を上げたら敲氷求火、消費が冷え込んで、景気が悪くなり、結局税収が減るでしょう。