著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

磨杵作針【ましょさくしん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
磨杵作針

【読み方】
ましょさくしん

【意味】
たえず努力し続ければ、必ず成功するということ。

【典拠・出典】
方輿勝覧』五三「磨針渓」

【類義語】
水滴石穿(すいてきせきせん)
点滴穿石(てんてきせんせき)
磨斧作針(まふさくしん)

磨杵作針(ましょさくしん)の使い方

健太
ああ。またテストで0点だったよ。このままだと、受験する年になったら、ともこちゃんとはばらばらの学校になってしまうね。
ともこ
磨杵作針というように、毎日家で三時間勉強すれば、私と同じ志望校に入学することができるわよ。
健太
あの有名な進学校を目指しているんでしょう?僕には無理だよ。
ともこ
まだまだ受験まで時間はあるわ。磨杵作針、継続は力なりよ。

磨杵作針(ましょさくしん)の例文

  1. 不器用な私ですが、磨杵作針というように、三年の歳月をかけてマフラーを編みあげました。
  2. 磨杵作針というじゃないか、あきらめないことが大事なんだよ
  3. 絶対不可能と言われたけれども、磨杵作針という思いでプロジェクトを成功させました。
  4. 毎朝ランニングを続ければ、磨杵作針というように、どんな鈍足な人でも完走できるようになります。
  5. 磨杵作針というように、何十年と続けることで、ようやく人間国宝になれます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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