【四字熟語】
疾言遽色
【読み方】
しつげんきょしょく
【意味】
落ち着きがないこと。早口でしゃべり、あわてた顔つきをすること。
【語源・由来】
「疾」は早い。「遽」はあわてふためくこと。「色」は顔色をいう。
【典拠・出典】
『後漢書』「劉寛伝」
疾言遽色(しつげんきょしょく)の使い方
ともこちゃん。大変、大変。・・・君が、・・・して、もう大変なんだ。
健太くん。疾言遽色で何が言いたいのかさっぱりわからないわ。深呼吸して落ち着いて。
クラスメイトのさとし君が、屋上の手すりから落ちてけがをしたんだ。早く救急車と先生を呼ばないと!
それは大変!早く助けに行きましょう。
疾言遽色(しつげんきょしょく)の例文
- 猛スピードで通り過ぎていった健太くんは、疾言遽色、何か言い残していったけれども聞き取ることが出来ませんでした。
- 健太くんの言うことは、疾言遽色で何が言いたいか理解できなかったけれども、身振り手振りで何となくわかりました。
- 119番に電話してくる人は、たいてい疾言遽色なので、しっかり聞き取る能力が必要です。
- 健太くんの身に何か起こっているようで、疾言遽色、慌てふためいていました。
- 健太くんは、パニックになりやすく、ちょっとした事でも疾言遽色といった様子になります。