【四字熟語】
袖手傍観
「袖手旁観」とも書く。
【読み方】
しゅうしゅぼうかん
【意味】
何もしないでそばで見ていること。ただ傍らで見ているだけで成り行きにまかせるという意味。また、思案にくれるさま。
【語源・由来】
「袖手」は袖の中に手を入れていること。転じて手をこまねいて何もしないという意味。「傍観」は傍らで見ていること。
【典拠・出典】
韓愈「祭柳子厚文」
【類義語】
・拱手傍観(きょうしゅぼうかん)
・旁観縮手(ぼうかんしゅくしゅ)
袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)の使い方
友達がいじめにあっているのに、袖手傍観するなんて嫌だな。
でも巻き込まれて自分がいじめの対象になるのも嫌よね。
学校からいじめがなくなると良いのに。
なんでいじめはなくならないんでしょうね。不思議だわ。
袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)の例文
- 人が倒れているというのに、袖手傍観している人がたくさんいました。
- 袖手傍観していないで、急いで先生を呼んで来てちょうだい。
- 下手に口を出すと僕がともこちゃんに怒鳴られるから、袖手傍観していました。
- 袖手傍観するだけで何もできない自分が不甲斐なかった。
- 夫婦喧嘩は犬も食わぬ、袖手傍観していたほうがいいよ。