著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

松柏之寿【しょうはくのじゅ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
松柏之寿

【読み方】
しょうはくのじゅ

【意味】
長生き。長寿を祝うことば。また、節度を守って変わらないこともいう。松や柏の木が、いつも緑の葉を保ち、樹齢が長いことから。

「松柏」は、常緑樹である松や柏のこと。「柏」は、日本のカシワ(落葉樹)ではなく、中国原産のコノテガシワ。「寿」は、寿命のこと。

【語源・由来】
「松柏と亀鶴と、其の寿は皆千年」

【典拠・出典】
白居易「効陶潜体詩」

松柏之寿(しょうはくのじゅ)の使い方

健太
おじいちゃんが、昨日誕生日を迎えて100歳になったんだよ。
ともこ
松柏之寿ね。おめでとう。おじいちゃんは、お元気にしていらっしゃるの?
健太
すごく元気だよ。毎日、自転車に乗って図書館に通うのが日課なんだ。
ともこ
100歳だとは思えないわね。素晴らしいわ。

松柏之寿(しょうはくのじゅ)の例文

  1. 父は、ひ孫たちに囲まれながら、松柏之寿、100歳おめでとうと言われるまで長生きするんだと家族に宣言しています。
  2. お若く見えるのに、もう98歳ですか、松柏之寿、おめでとうございます。
  3. 健やかな体と、元気な家族に囲まれて、松柏之寿、90歳の誕生日を心からお慶び申し上げます。
  4. 松柏之寿、110歳おめでとうと市長さんが、わざわざお祝いに来てくれました。
  5. 松柏之寿、おめでとうと105歳の自分を心から祝ってくれる家族がいることを幸せに思います。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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