【四字熟語】
塵飯塗羹
【読み方】
じんぱんとこう
【意味】
実際になんの役にも立たないもの、とるに足りないもののこと。
【語源・由来】
子供のままごと遊びのちりの飯と泥のあつもの(吸い物)という意味から。
【典拠・出典】
『韓非子』「外儲説・左上」
【類義語】
・塵飯土飯(じんこうとはん)
塵飯塗羹(じんぱんとこう)の使い方
健太くん。とても眠そうね。遅くまで起きていたの?
昨日、友達と夜中まで電話で話をしていたんだ。
へえ。そんなに熱中するような話だったの?
いやあ、今思い出そうとしても思い出せない位、塵飯土飯な話だったんだ。早く切り上げて寝るべきだったね。
塵飯塗羹(じんぱんとこう)の例文
- このバケツには穴が開いていて水も汲めない、塵飯土飯なものなのに、何で捨てないの?
- 興味が無い人にとって、このアイドルのサインは塵飯土飯、でも僕にとっては何よりの宝です。
- 塵飯土飯な取り換え可能な社員といわれないように、がんばって成果を出す。
- ねじは塵飯土飯な部品に見えるけれども、一つないだけで機械は作動しません。
- 大人にとっては塵飯土飯なものでも、ポケットの中の大量の石は、子供にとって宝石みたいなものです。