【四字熟語】
随侯之珠
「隋侯之珠」とも書く。
【読み方】
ずいこうのたま
【意味】
貴重な宝玉、天下の至宝をいう。中国春秋時代、諸侯の随候が傷ついた大蛇を助け、そのお礼に大蛇がくわえてきたという宝玉のこと。
【典拠・出典】
『荘子』「譲王」
【類義語】
・和氏之璧(かしのへき)
・隋珠和璧(ずいしゅかへき)
・隋和之宝(ずいかのたから)
随侯之珠(ずいこうのたま)の使い方
ともこちゃん。そのネックレスの宝石はすごい輝きだね。
そうでしょう?赤いダイヤモンドで、随侯之珠なのよ。
僕は宝石に詳しくないけれども、とても貴重そうなことがよくわかるよ。さわってみてもいい?
だめよ。随侯之珠なんだから。
随侯之珠(ずいこうのたま)の例文
- 海の底に沈んだ海賊船が発見され、随侯之珠が見つかるのではないかと期待が高まっています。
- ともこちゃんのお父さんは宝石商なので、随侯之珠を求めて世界中を駆け回っています。
- ブラジルで発見された400kg近いエメラルドの原石は、随侯之珠として400億の値がつきました。
- 世界最大のアクアマリンがアメリカの博物館に収蔵されていて、随侯之珠と言われています。
- 王様が持っているダイヤモンドは随侯之珠で、世界で最も美しいダイヤモンドなんだそうです。