著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

青雲之志【せいうんのこころざし】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
青雲之志

【読み方】
せいうんのこころざし

【意味】
徳をみがいて立派な人物になろうとする志。また、立身出世しようとする功名心。

【語源・由来】
「青雲」は雲の上の青い空という意味から、高位・高官、立身出世のこと。

【典拠・出典】
王勃「滕王閣序」

【類義語】
鴻鵠之志(こうこくのこころざし)
凌雲之志(りょううんのこころざし)
凌霄之志(りょうしょうのこころざし)

青雲之志(せいうんのこころざし)の使い方

ともこ
健太くんのお兄ちゃんは、なんでわざわざアメリカの大学に入学したの?
健太
兄さんは青雲之志をもってアメリカに旅立ったんだ。アメリカンドリームをつかみ取るんだって言っていたよ。
ともこ
へえ。成功するといいわね。
健太
本当にね。兄さんは英語を話せないから、そこが心配なんだよ。

青雲之志(せいうんのこころざし)の例文

  1. 健太くんは、入社した時から青雲之志を抱いていました。
  2. 青雲之志をもって社会に羽ばたこう。
  3. 新成人諸君は、もう投票する権利を持っている大人なので、青雲之志を抱いてより良い日本を目指してがんばってください。
  4. Boys, be ambitious.青雲之志をもって世に出よう。
  5. 青雲之志を持っている健太くんは、自分の出世のために社長令嬢と結婚することにしました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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