【四字熟語】
赤心奉国
【読み方】
せきしんほうこく
【意味】
真心をもって国のために尽くすこと。
【語源・由来】
「赤心」はいつわりのない心、真心。誠意。北斉の楊愔がクーデターによって殺されるときに、自分は忠臣で殺される覚えがないと叫んだ時の言葉の中にある語。
【典拠・出典】
『資治通鑑』「陳紀」
【類義語】
・尽忠報国(じんちゅうほうこく)
赤心奉国(せきしんほうこく)の例文
鳥羽・伏見の戦いのきっかけとなった、幕府への挑発行為は、赤心奉国の精神の下に集まった赤報隊の人たちが起こしたんだよね。
西郷隆盛や岩倉具視の支援を受けていたようね。
国のためといいながら江戸市中で略奪行為もあったようだね。
正義の名の下でもあっても暴力や略奪行為はいけないわよね。
赤心奉国(せきしんほうこく)の使い方
- 江戸から明治に変わる激動の時期に、赤心奉国の精神で命をかけた若者たちが大勢いました。
- 戦争中、赤心奉国、お国のためと言って、未来ある青年たちが兵隊として召集されていきました。
- 赤心奉国の精神で働いている政治家はいったい何人いるんだろうか。
- 総務省で働くことが決まったので、赤心奉国の精神を持って日々頑張ります。
- 赤心奉国の精神の根本には、国民の幸せがあってほしいものです。