【四字熟語】
戦戦慄慄
【読み方】
せんせんりつりつ
【意味】
恐れつつしむさま。またびくびくして、ふるえ恐れるさま。
【語源・由来】
「戦慄」は恐れおののく、びくびくする、という意味の語で、それを二つ重ねて語意を強めた四字句。
【典拠・出典】
『淮南子』「人間訓」
【類義語】
・戦戦兢兢(せんせんきょうきょう)
戦戦慄慄(せんせんりつりつ)の使い方
健太くん。あそこでピエロが風船を配っているわよ。
えっ。僕はいいよ。ともこちゃんだけ風船をもらってきなよ。
健太くん。戦戦慄慄としているじゃないの。どうしたの?
ピエロ恐怖症なんだよー!
戦戦慄慄(せんせんりつりつ)の例文
- 転勤の時期になると全社員が戦戦慄慄とします。
- アメとムチを使い分けないと、ムチばかりだと戦戦慄慄として、社員は逆に成果を出せなくなります。
- その部屋のドアを開けた瞬間、健太くんは何かを見たようで戦戦慄慄としていました。
- 戦戦慄慄としている健太くんにホットミルクを与え、落ち着かせました。
- ねこが苦手な健太くんは、子猫であっても道の真ん中にいると戦戦慄慄としてそれ以上進むことができません。