著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

滄海遺珠【そうかいのいしゅ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
滄海遺珠

【読み方】
そうかいのいしゅ

【意味】
世に埋もれた有能な人材のたとえ。

【語源・由来】
「滄海」は青い大海原。

【典拠・出典】
唐書』「狄仁傑伝」

滄海遺珠(そうかいのいしゅ)の使い方

健太
ともこちゃんは何で、あんな地味な男子生徒を生徒会副会長にしようと思ったの?
ともこ
この学校の生徒会長として、有能な副会長がどうしてもほしかったのよ。
健太
彼のうわさを聞いたことがないけれども、本当に優秀なの?
ともこ
そうよ。滄海遺珠を抜擢することができて私は嬉しいわ。

滄海遺珠(そうかいのいしゅ)の例文

  1. 滄海遺珠だった健太くんが社長の目に留まり、出世の道を歩むことになりました。
  2. そのスカウトマンは、滄海遺珠を探すために、日本中を回っているとのことでした。
  3. 滄海遺珠を世に出すのが私の仕事であり役目です。
  4. 健太くんは作家として滄海遺珠、こんなすごい作品を書く人が、今まで世に認められなかったなんてそんなことがあるんだろうか。
  5. 滄海遺珠を発掘するスカウトキャラバンで、ともこちゃんは審査員特別賞を受賞し、アイドルとしてデビューすることが決まりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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