【四字熟語】
草木皆兵
【読み方】
そうもくかいへい
【意味】
相手の勢いなどに恐れおののくあまり、何でもないものに対しても、自分の敵であるかのようにひどく恐れ、怯えること。
【語源・由来】
恐怖のあまり、草や木まで敵兵に見間違えるという意から。
【典拠・出典】
『晋書』「符堅載記」
【類義語】
・風声鶴唳(ふうせいかくれい)
草木皆兵(そうもくかいへい)の使い方
健太くん。大好きなあの子に告白しないの?
以前の彼女にひどい裏切られ方をしたから、草木皆兵になっているんだよね。
でも好きなんでしょう?
うーん。でも今は遠くから眺めているだけで幸せだから告白はしないよ。
草木皆兵(そうもくかいへい)の例文
- お化けがいるんじゃないかって草木皆兵になっていたら、風の音や壁のシミまでお化けのように見えてくるもんだよ。
- 草木皆兵になっていると、成功するものもできなくなるから、恐れないでもっと自分に自信を持つといいよ。
- 今の健太くんは草木皆兵、ひどくナーバスになっておびえているから、しばらくそっとしておこう。
- 草木皆兵になっていると、冷静な判断力を欠いてしまいます。
- 健太くんは、草木皆兵になっていて、世界中の人が彼を笑っていると思っています。