【四字熟語】
楚夢雨雲
【読み方】
そむううん
【意味】
男女が情を交わすこと。
【語源・由来】
「楚夢」は楚の懐王が見た夢のこと。
戦国時代、楚の懐王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、その夢の中で巫山の神女と情を交わし、別れるとき神女が「朝には雲となり夕には雨となってここに参りましょう」といった故事から。
【典拠・出典】
『文選』宋玉「高唐腑」
【類義語】
・雲雨之夢(うんうのゆめ)
・雲雨巫山(うんうふざん)
・朝雲暮雨(ちょううんぼう)
・巫山之夢(ふざんのゆめ)
・巫山雲雨(ふざんうんう)
楚夢雨雲(そむううん)の使い方
テレビを見ていたら楚夢雨雲の場面があって、父さんにテレビの電源を切られたんだよ。ひどいよね。
教育上良くないと思ったんでしょうね。
せめてひと声かけてほしいよね。
親って横暴なところがあるわよね。
楚夢雨雲(そむううん)の例文
- いつか僕も大人になって結婚し、楚夢雨雲、情を交わす時が来るのだろう。
- 現代では、同性同士での楚夢雨雲に対する理解が深まってきました。
- 平安時代の人は、お互いの顔を見ることができなかったので相手に対する情報を収集してから、夜這いという形で楚夢雨雲に至りました。
- 遠慮はばかりなくともこちゃんと楚夢雨雲することができるように結婚したい。
- 源氏の君は昨夜も楚夢雨雲、どなたかと密会していたようで、遅くまで眠っています。