【四字熟語】
多情多感
【読み方】
たじょうたかん
【意味】
感受性が強く、物事の情緒を深く感じる。
【語源・由来】
「多情」は物のあわれを強く感じること。「多感」は物に感じやすいこと。情感(物)に感じて情が起こる意を強めた語。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・多情多恨(たじょうたこん)
・多情仏心(たじょうぶっしん)
多情多感(たじょうたかん)の使い方
なんだか最近、妙に親の言うことに腹が立つんだ。でも、しばらく経ったら、そんな自分の態度に腹が立ち悲しくなるんだ。
多情多感な年頃なのね。
いわゆる思春期ってこと?
そういうことね。誰もが通る道なんだから、自分をあんまり責めないで気楽にね。
多情多感(たじょうたかん)の例文
- 中学校の教師をしていると、多情多感な生徒ばかりで大変です。
- 多情多感な健太くんは、その感受性を生かした職業につくといいと思います。
- ともこちゃんは小さいころ多情多感な子だったので、よく泣く赤ちゃんだったそうです。
- 健太くんが書く作品の主人公は、多情多感な年頃の少年が多いです。
- 多情多感な感受性を持ったともこちゃんの歌は、人々の心に響くようです。