【四字熟語】
断簡零墨
【読み方】
だんかんれいぼく
【意味】
ちょっとした書き物や、きれぎれになった書き物。文書の断片。
【語源・由来】
「断簡」はきれぎれになってしまった文書。「零墨」は一滴の墨のことで墨跡の断片の意。
【典拠・出典】
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【類義語】
・断篇零楮(だんぺんれいちょ)
・断篇零墨(だんぺんれいぼく)
・片簡零墨(へんかんれいぼく)
・断編残簡(だんぺんざんかん)
断簡零墨(だんかんれいぼく)の使い方
この事件は迷宮入りしそうだったのに、何で解決することができたの?
ダイイングメッセージと思われる断簡零墨が見つかったんだよ。
へえ。それが犯人逮捕の決め手になったってわけね。
死ぬ最後の瞬間まであきらめてはいけないってことだよね。
断簡零墨(だんかんれいぼく)の例文
- 生前にジョンレノンが書いた断簡零墨が高値で落札されました。
- 健太くんは、アイドルが捨てていった断簡零墨を宝物のように大事にとっています。
- 夏目漱石の直筆の断簡零墨が発見され、大きな話題となっています。
- 犯行現場の断簡零墨に健太くんの指紋が残っていたことで、アリバイが崩れ逮捕に至りました。
- 閉じ込められた部屋の窓から、断簡零墨にSOSと書いて落としました。