【四字熟語】
鋳山煮海
【読み方】
ちゅうさんしゃかい
「山に鋳、海に煮る」とも読む。
【意味】
財を多く蓄えること。
【語源・由来】
「鋳山」は山の銅を採ってそれを溶かし、型に流しこんで銭を作ること。「煮海」は海水を煮て塩を造るという意味。
【典拠・出典】
『史記』「呉王濞伝」
鋳山煮海(ちゅうさんしゃかい)の使い方
ともこちゃんは鋳山煮海、たくさん貯金しているよね。
そうね。健太くんは貯金が苦手なの?
そうなんだ。無計画に使ってしまうんだ。
買ったつもり貯金をするといいわよ。買いたいものを買わないで、その分のお金を貯金箱に入れるの。無駄遣いがなくなるし、余計なものが増えないし、一石二鳥よ。
鋳山煮海(ちゅうさんしゃかい)の例文
- 健太くんは投資に成功して鋳山煮海、相当な蓄えがあるようです。
- この土地を現金払いできるともこちゃんは、鋳山煮海、僕の百倍、千倍どころじゃない貯金額があるんだろうな。
- 鋳山煮海といった感じの健太くんは、老後の資金の心配がないからうらやましいです。
- 貯金が趣味のともこちゃんは、鋳山煮海、マンションが買えるくらい貯金しているそうです。
- 健太くんは地味そうに見えるけれども、節約家なだけで実は鋳山煮海なんですよ。