【四字熟語】
朝有紅顔
【読み方】
ちょうゆうこうがん
【意味】
人生の無常のたとえ。
【語源・由来】
若さにあふれている血色のよい美少年も、あっという間に白骨と化してしまうという意味。「朝(あした)に紅顔有りて、夕べに白骨となる」による。
【典拠・出典】
蓮如「御文章」
【類義語】
・諸行無常(しょぎょうむじょう)
・愛別離苦(あいべつりく)
・会者定離(えしゃじょうり)
朝有紅顔(ちょうゆうこうがん)の使い方
健太くん。いつまで寝ているつもり?
やっとテスト週間が終わったんだから、もう少し寝ていても罰は当たらないと思うよ。
朝有紅顔、人生ははかないのよ。浦島太郎のように気が付いたら年老いてしまっているわよ。
それは嫌だなあ。
朝有紅顔(ちょうゆうこうがん)の例文
- 地球の歴史に比べれば、人間の一生なんて一瞬で朝有紅顔です。
- 毎日を 大切にして生きていかないと、朝有紅顔、あっという間に年をとってしまいます。
- 若いうちに勉強をしておかないと朝有紅顔、後で後悔することになるわよ。
- 昨日は元気だった健太くんの訃報を聞き、朝有紅顔って本当だと思いました。
- 朝有紅顔、栄枯盛衰、人生ははかなく無常なのです。