【四字熟語】
沈鬱頓挫
【読み方】
ちんうつとんざ
【意味】
詩文の風格が高く内容が深くて文章中の辞句の意味がすらすらと通らず、とどこおること。
【語源・由来】
「沈鬱」は気分が沈んで晴ればれとしないこと。出典ではこの話の後「時に随いて敏捷(軽快ですらすら流れる)」とあるから、詩文の調子に変化があることを言ったもの。
【典拠・出典】
杜甫「進雕賦表」
沈鬱頓挫(ちんうつとんざ)の使い方
健太くん。この詩はとても心に響くいい詩よ。
へえ。・・・沈鬱頓挫で僕の心には響かないよ。
この詩の良さがわからない健太くんが問題なのよ。
この文章が難解すぎるんだよ。
沈鬱頓挫(ちんうつとんざ)の例文
- 沈鬱頓挫で読者に作者の気持ちが伝わらないようではいい文章とは言えません。
- レ・ミゼラブルは後世に伝えたい最高の文学作品なのだけれども、沈鬱頓挫すぎて最後まで読み進めることができない人が多数います。
- ともこちゃんおすすめの本は沈鬱頓挫で、読み終わるのに五年かかりました。
- 沈鬱頓挫だったので三回読み直してようやく理解できました。
- この内容を理解できない僕がバカなわけではなく、内容が沈鬱頓挫すぎるんですよ。