【四字熟語】
九十九折
「つづら」は「葛」とも書く。
【読み方】
つづらおり
【意味】
くねくねと何度も折れ曲がっている。また、そのような坂道・山道をいう。
【語源・由来】
「つづら」は野生のつる草つづらふじのことで、「つづら折」はそのつるのように折れ曲がっていること。「つづら」に「九十九」を当てるのは折れ曲がる数が多いことによる。
【典拠・出典】
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【類義語】
・斗折蛇行(とせつだこう)
・羊腸小径(ようちょうしょうけい)
九十九折(つづらおり)の使い方
健太くん。顔が真っ青よ。大丈夫なの?
うえっ。吐きそうだよ。ここまでの道のりが九十九折の山道だったから、バスの中で吐くのを我慢するのに必死だったよ。
よく我慢したわね。
バスの中で吐いたら非難轟々だからね。
九十九折(つづらおり)の例文
- その山道は九十九折の険しい道なので、自動車がよく事故を起こしています。
- 九十九折の道を健太くんは苦もなく自転車で疾走しました。
- あそこが有名な九十九折の難所で、アスリート泣かせの坂といわれています。
- まっすぐだった針金が九十九折になっているんだけれども、健太くんのいたずらに違いない。
- 九十九折の曲路を猛スピードで下るのはジェットコースターに乗っているようでした。