【四字熟語】
頭髪上指
【読み方】
とうはつじょうし
【意味】
激怒して、髪の毛がさかだつこと。
【語源・由来】
「上指」は上を指すこと。
【典拠・出典】
『史記』「項羽紀」
【類義語】
・怒髪衝天(どはつしょうてん)
・怒髪指冠(どはつしかん)
・怒髪衝冠(どはつしょうかん)
頭髪上指(とうはつじょうし)の使い方
ともこちゃん。どうしたの?頭髪上指の形相だね。
誰かが私のケーキを勝手に食べたのよ。あんなに楽しみにしていたのに、犯人を絶対に許せないわ。
うっ。もしかしてイチゴのケーキ?
犯人は健太くんだったのねー!覚悟しなさいよ。
頭髪上指(とうはつじょうし)の例文
- ともこちゃんが頭髪上指といった様子だったので、触らぬ神に祟りなしと思い、話しかけるのをやめました。
- 怒り狂ったともこちゃんは頭髪上指の形相で、まさにそれは鬼の形相というものでした。
- あんなに恐ろしい頭髪上指の形相は、今まで見たことがありませんでした。
- 健太くんは頭髪上指、怒りに我を忘れているようでした。
- 本当のことを知ったともこちゃんは、ついさっきまで頭髪上指の形相だったけれども、表情が和らぎ落ち着きを取り戻したようでした。