【四字熟語】
豚蹄穣田
【読み方】
とんていじょうでん
【意味】
わずかなものから大きな利益を得ようとすること。
【語源・由来】
「豚蹄」は豚のひづめ。「穣田」は田んぼの豊作を祈るという意味。豚のひづめを供えて、豊作を神に祈るということから。
【典拠・出典】
『史記』「淳于髠伝」
豚蹄穣田(とんていじょうでん)の使い方
ともこちゃん。このチョコレートをあげるよ。
ありがとう。でも急にどうしたの?
いやあ。実は夏休みの宿題がほとんど手つかずで残っているんだよ。
チョコレート一枚で私に夏休みの宿題をさせたいってわけね。豚蹄穣田するなんて図々しいわ。
豚蹄穣田(とんていじょうでん)の例文
- 豚蹄穣田していたら、いつの間にか社員がみんないなくなってしまいました。
- 健太くんは豚蹄穣田しようとして天罰が下ったようで、利益どころか損失をこうむりました。
- 五円玉のお賽銭で難関校の合格を手にしようだなんて、神様はきっと豚蹄穣田だとあきれているよ。
- 豚蹄穣田しようとしましたが、後から成功報酬を求められました。
- 健太くんは豚蹄穣田しようと、最初の投資は少なめでした。