【四字熟語】
内柔外剛
【読み方】
ないじゅうがいごう
【意味】
内心は気が弱いのだが、外見は強そうに見えること。
【語源・由来】
内は柔らかで外は剛いという意味。
【典拠・出典】
『易経』「否・彖伝」
【類義語】
・外剛内柔(がいごうないじゅう)
【対義語】
・外柔内剛(がいじゅうないごう)
・内剛外柔(ないごうがいじゅう)
内柔外剛(ないじゅうがいごう)の使い方
ともこちゃん。一緒に帰ろうよ。
いいけど、どうかしたの?
僕は内柔外剛だから、気弱なのに強そうだと勘違いした不良たちから、よくからまれるんだよね。
それは大変ね。じゃあ一緒に帰りましょう。
内柔外剛(ないじゅうがいごう)の例文
- 空手で鍛えている健太くんは内柔外剛の人物で、実は気が弱く優しい。
- ああ見えて彼は内柔外剛の人で、蚊を殺すことすらできません。
- 健太くんのお父さんは刑事さんでこわもてだけれども、内柔外剛、とても優しい面倒見が良い人なんだよ。
- 彼はいつもしかめつらで怖そうに見えるけれども、内柔外剛、はにかみ屋なだけで話すといいやつなんです。
- 健太くんは内柔外剛、怖い人と誤解されやすいけれども、本当は心優しき少年なんです。