著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

白眉最良【はくびさいりょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
白眉最良

「白眉最も良し」とも読む。

【読み方】
はくびさいりょう

【意味】
多くの中で一番すぐれているもののこと。

【語源・由来】
「白眉」は白い眉のこと。
中国三国時代、蜀の馬氏の五人兄弟は皆優秀な人物であったが、なかでも馬良はひときわすぐれていた。その馬良の眉に幼い時から白い毛が生えていたので、人々から「馬氏五常、白眉最良」といわれたという故事から。

【典拠・出典】
三国志』「蜀志・馬良伝」

【類義語】
馬氏五常(ばしごじょう)
馬良白眉(ばりょうはくび)

白眉最良(はくびさいりょう)の使い方

ともこ
健太くんのグループは足の速い子が多かったけれども、健太くんは白眉最良、安定の一位だったわね。
健太
スタートした時点では出遅れたんだけどね。
ともこ
そんな風には見えなかったわ。
健太
あきらめないでゴールを目指して一位をとることができてよかったよ。

白眉最良(はくびさいりょう)の例文

  1. 今回の書初めコンクールはレベルが高かったけれども、ともこちゃんの作品が白眉最良でした。
  2. みんなかわいいんだけど、ともこちゃんが白眉最良、ミスコングランプリだね。
  3. 甲乙つけがたかったけど、健太くんの作品だけ群を抜いていて白眉最良だったな。
  4. 優秀な子が集まったクラスでしたが、ともこちゃんは白眉最良、一際優秀でした。
  5. このあたりのケーキ屋はどこにいっても失敗がないんだけど、ともこちゃんの店は白眉最良、秀逸なんだよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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