【四字熟語】
博文約礼
【読み方】
はくぶんやくれい
【意味】
広く文献に目を通して学問を修め、礼をもって学んだことをしめくくり実践すること。
【語源・由来】
「文」は書物・文献のこと。「約」はしめくくる、まとめるという意味。
「博く文を学び、之を約するに礼を以てす」を略した言葉。孔子が説いた学問の方法。
【典拠・出典】
『論語』「雍也」
博文約礼(はくぶんやくれい)の使い方
博文約礼すれば人の道に背くことはないって孔子が言っているね。
頭がいいのに、犯罪を犯して人に迷惑をかけている人がいるわよね。ああいった人たちは博文約礼したとはいえないわよね。
テストの点数がいいだけじゃダメなんだね。
幅広い知識を学んでそれをどう生かすか。心に常に「礼」をもっていることができるか、後世の私たちは試されているのよ。
博文約礼(はくぶんやくれい)の例文
- りっぱな大学に入学した人ではなく、博文約礼した人こそりっぱな人間といえます。
- ともこちゃんは博文約礼を実践する、理想の学生です。
- 博文約礼した弟子を各地に派遣し、世の中に平和をもたらそうと孔子は考えていました。
- 博文約礼したともこちゃんの行動や発言は一本筋が通っています。
- ともこちゃんは博文約礼を胸に、努力と思いやりを忘れず日々学び過ごしています。