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微妙玄通【びみょうげんつう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
微妙玄通

【読み方】
びみょうげんつう

【意味】
物事の真理を知ること。

【語源・由来】
「微妙」は深淵で知り難いさま・高尚深淵なこと。「玄通」は奥深い道理に通ずること。

【典拠・出典】
老子』「一五章」

微妙玄通(びみょうげんつう)の使い方

健太
微妙玄通な人ってどんな人かな?
ともこ
ブラックホールの存在を予言したアインシュタインは微妙玄通だったんじゃないの?
健太
確かに、宇宙の真理を知っていたんだもんね。でもすべてに精通していた聖人だったわけではないんだよね。
ともこ
そうね。じゃあ、微妙玄通な人といえるのは、やっぱり老子や孔子のような聖人のことかしらね。

微妙玄通(びみょうげんつう)の例文

  1. 色んなことに精通しているともこちゃんは、まさに微妙玄通といえるでしょう。
  2. 真理を体得した微妙玄通なともこちゃんは、実に堂々としていて憧れます。
  3. 微妙玄通な人である健太くんは、人生の機微に通じていて、いわば人生の達人です。
  4. 平成になってから、微妙玄通な重厚な雰囲気を持った大人が減りましたよね。
  5. 微妙玄通な人は、健太くんのように些細なことでいらだったりしないで、達観した大人な態度をとるものです。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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