【四字熟語】
摽末之功
【読み方】
ひょうまつのこう
【意味】
ほんのわずかな功績のこと。
【語源・由来】
「摽末」は刀のきっさきの意味から転じて、ほんのわずかなことをいう。
【典拠・出典】
『漢書』「王莽伝・上」
摽末之功(ひょうまつのこう)の使い方
健太くんのクラスが合唱コンクールで優勝したのよね。おめでとう。
ありがとう。素晴らしい合唱だったでしょう?きっと、僕がクラスのみんなをうまくまとめてひっぱったからなんだよ。
素晴らしい合唱だったのは間違いないけれども、健太くんの功績なんて摽末之功でしょう?ピアノの伴奏の子が、みんなをリードするのがうまかったからなのよ。
やっぱりそうかあ。
摽末之功(ひょうまつのこう)の例文
- 私の功績は摽末之功、ともこちゃんの偉大な功績に比べればまだまだですよ。
- 所詮摽末之功なのに、健太くんは偉大な功績を残したんだと偉そうにしています。
- 摽末之功では歴史に名を残せませんね。
- 摽末之功でしたが、社長の脳裏に名を残すには十分な功績でした。
- ともこちゃんのしたことは全体から見れば摽末之功でも、功績は功績でしょう。