著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

富国強兵【ふこくきょうへい】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
富国強兵

【読み方】
ふこくきょうへい

【意味】
国の経済力を高め、軍事力を増強すること。国を冨まし兵を強くするという意味。

【典拠・出典】
戦国策』「秦策」

富国強兵(ふこくきょうへい)の使い方

健太
明治時代の日本は富国強兵をスローガンに掲げて、欧米諸国に追いつけ追い越せってがんばっていたんだよね。
ともこ
海外の文明を真似して国を豊かにし、強くすることで、肩を並べることができると考えていたのよね。
健太
こんな小さな島国が、大陸の大きな国と対等に張り合うだなんて、昔の日本は意外と強気だったんだね。
ともこ
そうね。古来、奥ゆかしさが日本人の良さだと思っていたけれども、そうじゃなかったのね。

富国強兵(ふこくきょうへい)の例文

  1. 富国強兵のために、日本でも徴兵制が取り入れられました。
  2. 明治時代から、富国強兵の政策のために税は農作物ではなくお金に変わりました。
  3. 富国強兵を目指し、学制、兵制、税制、殖産興業の四つの政策を打ち出すことにしました。
  4. 富国強兵のおかげで日本は経済発展しました。
  5. かつて富国強兵が叫ばれましたが。それは軍国主義とは異なり、純粋に国の発展を願ったものでした。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。