【四字熟語】
巫山之夢
【読み方】
ふざんのゆめ
【意味】
男女の情交をいう。
【語源・由来】
「巫山」は一説に中国、湖北省の山の名。ここに神女が住んでいたとされる。
戦国時代、楚の壊王が高唐に遊び昼寝をしていたとき、その夢の中で巫山の神女と情を交わし、別れるとき神女が「朝には雲となり夕には雨となってここに参りましょう」といった故事から。
【典拠・出典】
『文選』宋玉「高唐腑」
【類義語】
・巫山之雨(ふざんのあめ)
・巫山雲雨(ふざんうんう)
・雲雨巫山(うんうふざん)
・雲雨之夢(うんうのゆめ)
・朝雲暮雨(ちょううんぼう)
・尤雲殢雨(ゆううんていう)
巫山之夢(ふざんのゆめ)の使い方
あの男性はイケメンじゃないのにすごい美女を連れて歩いているね。
そうね。
僕もあきらめずにいれば、あんな美女と巫山之夢を見ることができるのかな。
あきらめずに、なおかつ努力をするべきだと思うわ。
巫山之夢(ふざんのゆめ)の例文
- 結婚三十年目だというのに、まだ巫山之夢を見ているらしい、仲がいいよね。
- ともこちゃんと巫山之夢を見たいという夢を持っています。
- 東京タワーが見下ろせるホテルで、彼女と巫山之夢を見たいものだ。
- 健太くんはずっと男子校だったので巫山之夢を見たことがありません。
- 巫山之夢を見るために出会いを求めています。