【四字熟語】
縫衣浅帯
【読み方】
ほういせんたい
【意味】
儒者の服。転じて、儒者・文人。
【語源・由来】
袖の下から両わきを縫った衣服と細い帯のこと。「縫衣」は袖の下から両わきを縫った服。
【典拠・出典】
『荘子』「盗跖」
【類義語】
・褒衣博帯(ほういはくたい)
・逢掖之衣(ほうえきのい)
・方領矩歩(ほうりょうくほ)
縫衣浅帯(ほういせんたい)の使い方
健太くんのお兄さんの職業は何なの?
縫衣浅帯だよ。
へえ。ちゃらんぽらんな健太くんのお兄さんとは思えない、ちゃんとした仕事に就いているのね。
兄さんが、いったいどんな仕事をしていると思ったんだよ。
縫衣浅帯(ほういせんたい)の例文
- ともこちゃんは縫衣浅帯で、とても熱心に学んでいます。
- このままでは山が崩壊してしまうおそれがあるということで、縫衣浅帯がたくさん集められ対策を練りました。
- 縫衣浅帯でもわからないことが、現場の職人なら日ごろの経験でよく知っていたりします。
- おじいちゃんは縫衣浅帯で、風雅を愛する心を持っているので、退職後は詩を詠んだり花をめでたりしてそれなりに忙しそうです。
- 縫衣浅帯には、その英知を使って未来を予想して、人類をその危険から救うことはできるのだろうか。