【四字熟語】
鳳凰于飛
【読み方】
ほうおううひ
【意味】
夫婦の仲がむつまじいこと。または、賢者が多く集まること。
【語源・由来】
「鳳凰」は、想像上の鳥で、おおとりのこと。聖天子が現れるときに出現するという伝説がある。「鳳」が雄で、「凰」が雌。「于」は、語調を整える助字で、「ここに」の意。おおとりが仲良くつがいで飛ぶことの意。
【典拠・出典】
『詩経』「大雅・巻阿」
【類義語】
・鴛鴦之契(えんおうのちぎり)
・鴛鴦交頸(えんおうこうけい)
・比翼連理(ひよくれんり)
・比翼双飛(ひよくそうひ)
・関関雎鳩(かんかんしょきゅう)
鳳凰于飛(ほうおううひ)の使い方
あの夫婦は鳳凰于飛だよね。
そうね。いつも仲良く連れ立って歩いているわよね。
歳をとっても彼らのように仲良くできたらいいよね。
理想よね。
鳳凰于飛(ほうおううひ)の例文
- 健太くんの両親は鳳凰于飛なので、よく手をつないでいる姿をみかけます。
- 鳳凰于飛な夫婦として有名だったのに、離婚するなんてびっくりですね。
- 私の両親は鳳凰于飛だから、喧嘩をした姿を見たことがありません。
- 鳳凰于飛な両親の間に生まれた子は、穏やかな子供に育つといいます。
- 健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くし鳳凰于飛であることを誓いますか?