【四字熟語】
末路窮途
「窮途末路」ともいう。
【読み方】
まつろきゅうと
【意味】
追いつめられて苦境から逃れようもない状態。また、苦境におちいって困りはてること。
【語源・由来】
「末路」は行路の終わり。「窮途」は行きどまりの道。いずれも苦難にひしがれた人生の惨めさにたとえる。
【典拠・出典】
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【類義語】
・絶体絶命(ぜったいぜつめい)
・山窮水尽(さんきゅうすいじん)
・一髪千鈞(いっぱつせんきん)
・窮途末路(きゅうとまつろ)
・風前之灯(ふうぜんのともしび)
末路窮途(まつろきゅうと)の使い方
兄さんが借金取りに追われて末路窮途の暮らしなんだって。
ええっ。大丈夫なの?
大丈夫じゃないよ。こっちにまで借金取りが訪ねてくるし、末路窮途になる前に相談してほしかったよね。
なんとかなるといいわね。
末路窮途(まつろきゅうと)の例文
- 闇営業をして、しかも報酬をもらっていなかったという嘘がばれて、彼は末路窮途です。
- 末路窮途の苦境に陥った人を救うために手助けをしています。
- 末路窮途の状況の中で、ともこちゃんが与えてくれた助言は一筋の光明でした。
- 自分一人ではどうしようもできない末路窮途の苦境で、袋小路に入ってしまったかのようでした。
- まさに末路窮途、崖っぷちだな。