【四字熟語】
両刃之剣
「諸刃之剣」とも書く。
【読み方】
もろはのつるぎ
【意味】
利便なものも扱い方によってはたいへんな危険をもたらすたとえ。
【語源・由来】
「両刃」は身の背と腹の両方に刃がついている剣のこと。
【典拠・出典】
『資治通鑑』「晋紀」
両刃之剣(もろはのつるぎ)の使い方
余命半年と宣告されたおじいちゃんなんだけど、抗がん剤の効果が出て宣告からかれこれ二年は経つんだけど、まだ命をつなぐことができているよ。
よかったわね。
でも、その薬の副作用のせいで肺に水が溜まりやすくなっていて苦しそうなんだ。
強い薬は両刃之剣よね。
両刃之剣(もろはのつるぎ)の例文
- 健太くんの案は両刃之剣で、ハイリスクハイリターンだった。
- 彼女を起用すれば話題性はあるけれども、彼女の奇行が怖く、両刃之剣だと二の足を踏んでいます。
- スマートフォンは便利だけど両刃之剣で、使い方を誤ると子供たちを危険にさらすことになりかねません。
- 科学技術が両刃之剣とならないように、人類の幸福のためにのみ使われるようにしたいのです。
- 健太くんは優秀だけど、わが社にとっては両刃之剣だと思います。