【四字熟語】
用行舎蔵
「用舎行蔵」ともいう。
「用いらるれば行い舎てらるれば蔵る」とも読む。
【読み方】
ようこうしゃぞう
【意味】
出処進退をわきまえていること。君主に認められれば世に出て仕事を行い、捨てられれば引退して静かに暮らすこと。孔子が処世の基本的立場を述べた語。
【語源・由来】
「之を用いれば則ち行い、之を舎つれば則ち蔵る」とある。
【典拠・出典】
『論語』「述而」
【類義語】
・出処進退(しゅっしょしんたい)
・用舎行蔵(ようしゃこうぞう)
用行舎蔵(ようこうしゃぞう)の使い方
あの女優さんは用行舎蔵をわきまえていたよね。
そうね。時代に求められているときは表舞台に出て、不要だと感じると舞台を降りて、潔いわよね。
あの潔さが長く愛される秘訣なんだろうね。
事務所のごり押しだ!とか批判されたらお終いよね。
用行舎蔵(ようこうしゃぞう)の例文
- 目立ちたがり屋のタレント政治家ではなく、用行舎蔵をわきまえているあの人に投票しよう。
- ともこちゃんは用行舎蔵をわきまえて、求められれば生徒会役員として尽力しました。
- ちびまる子ちゃんの丸尾君は用行舎蔵をわきまえるべきです。
- 用行舎蔵をわきまえている健太くんは、あっさり退職しました。
- ともこちゃんは用行舎蔵をわきまえているスーパー派遣社員です。