【四字熟語】
陵谷遷貿
【読み方】
りょうこくせんぼう
【意味】
世の中の移り変わりの激しいこと。
【語源・由来】
「陵谷」は「遷貿」と同じで、移り変わること。高く大きな丘陵が侵食されて険しい谷になり、深い谷がいつの間にか丘陵になる意。
【典拠・出典】
『詩経』「小雅・十月之交」
【類義語】
・陵谷変遷(りょうこくへんせん)
・滄桑之変(そうそうのへん)
・桑田滄海(そうでんそうかい)
・滄海桑田(そうかいそうでん)
・陵谷之変(りょうこくのへん)
陵谷遷貿(りょうこくせんぼう)の使い方
あれっ、いつのまにか平成が終わって令和になっているよ。
陵谷遷貿に気が付かないなんて、いくつになっても、健太くんの頭の中はお花畑ね。
えっ。いつのまに変わったの?
令和元年の5月1日からよ!長い連休に気をとられて気が付かなかったんでしょう。
陵谷遷貿(りょうこくせんぼう)の例文
- ここ数年、陵谷遷貿で、まったく市場が読めない。
- 十年一昔と以前は言っていたけれども、今は陵谷遷貿、一年で様変わりします。
- 陵谷遷貿、法律が時代に合わせてどんどん変わっていきます。
- 陵谷遷貿な世の中なので、ついていくことができません。
- 現代は陵谷遷貿で、流行の移り変わりが激しいので、経営がむずかしい。