【四字熟語】
鏤塵吹影
【読み方】
ろうじんすいえい
【意味】
無駄な努力。やりがいのないことのたとえ。また、とりとめがない。影を吹いたり、細かなちりに刻みほろうとする意。
【語源・由来】
「鏤」はきざむこと。
【典拠・出典】
『関尹子』
【類義語】
・吹影鏤塵(すいえいろうじん)
鏤塵吹影(ろうじんすいえい)の使い方
歴史の勉強なんて鏤塵吹影だと思うんだけどな。過去を振り返ることなく、未来に向かって生きていこうよ。
歴史を学ぶことで、世界と日本のかかわりが見えてきて、他の国の人たちを身近に感じることができるようになるわよ。
そういうものかな。
そういうものよ。しっかり歴史の勉強をして、他国の人たちと仲よくして平和な世界にしていきましょうよ。
鏤塵吹影(ろうじんすいえい)の例文
- 鏤塵吹影 な作業にやりがいを感じません。
- やる気のない人が努力をしても、それは、鏤塵吹影、成果につながるはずがない。
- それは鏤塵吹影、健太くんがどれだけ注力しても無駄でしょう。
- 明日は台風が来るというのに、車の洗車をするなんて鏤塵吹影だよ。
- 秋の落ち葉掃きは、鏤塵吹影、取り留めなく掃いたそばから落ちてきます。